糖質(炭水化物)をエネルギーに転換させるときにはビタミンB1が、脂肪をエネルギーに転換させるときには扱が消費される。
疲れをとるには、何よりもぐっすり眠ることが大切です。睡眠不足ではストレスが解消せず、心身ともに疲れが倍加します。
とはいっても夜勤が多い人の場合、どうしても睡眠不足になりがち。そんなときはビタミンB1とB2をたっぶりとり、食べたものを早くエネルギーに転換させることです。
糖質(炭水化物)をエネルギーに転換させるときにはビタミンB1が、脂肪をエネルギーに転摸させるときにはB2が消費されるからです。ただしB1とB2をのむだけでなく、食事からエネルギーのもとになる糖質と脂肪をとっておかなければならないのは当然です。
疲れたときの食事は、乳製品や肉類など高タンパクの食品を主体にしたメニューが効果的です。こつてりした料理は苦手という人には、食事のあと、比較的のどを通りやすい牛乳やチーズで補う方法をおすすめします。
そして食後に、B1とB2を服用してください。手っ取り早く疲れをとりたいと思ったときは、ブドウ糖がいちばんです。チョコレートやキャラメルなどの甘いものは、体内ですぐにブドウ糖に変わるため、血糖値が急速に上がり、1〜2時間はエネルギー代謝が活発な状態が続きます。その場合もB1剤を補っておけば、疲労の回復が早くなります。