ビタミンEが不足すると過酸化脂質となり、毛の根元を傷めるため抜け毛が起こり、講部の地肌も荒れる。
髪の毛にツヤがなくなったり、枝毛ができたりするのは、髪の毛が老化した証拠。髪を美しく保つためには、髪の毛を老化させないことが第一です。
髪の毛の老化は、加齢に関係なく訪れます。髪の手入れが悪いと、たとえ20代であっても、髪が伸びるにしたがって老化し、美しさを失ってしまいます。髪の老化は酸化が原因。髪の毛は、先端へいくほど時間が経過しているため、酸化が進んでいます。
毛の成分であるタンパク質が変質し、毛が折れやすくなって枝毛が増えます。枝毛は髪の毛の老化現象なのです。髪の老化を防ぐのに役立つのがビタミンEです。Eのもっ抗酸化作用が髪の酸化を防いでくれるから。
じつは毛穴の皮脂腺から分泌される皮脂に、脂溶性のビタミンEが含まれています。摂取したEのうち、余った分が毛穴に回される仕組みになっています。この皮脂に含まれたEが皮脂の酸化を防ぎ、髪の酸化=老化も防いでいます。ですからEが不足すると当然、皮脂にもEが少なくなり、髪の美しさも損なわれます。それだけではありません。Eが不足すれば皮脂はすぐに過酸化脂質となり、毛の根元を傷めるため、抜け毛が起こり、頭部の地肌も荒れます。ヘアトニックなど、頭部に使う化粧品にEが配合されているのはそのためです。
強力な抗酸化作用があるビタミンEにも抗酸化作用についてが詳細に書かれています。
などを積極的に摂るようにすればいでしょう。